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事例紹介

お客様のニーズに合わせた最適なソリューションをご提供しています。
ご利用いただいているお客様の事例を紹介します。

  • システムインテグレーション
  • マイグレーション

基幹システムマイグレーション【事務代行会社】

システム概要

基幹システムのマイグレーション
受託業務における受注から納品までの案件、進捗、請求/支払の管理

導入期間

24ヶ月

課題と効果

課題
基幹システムがVB6で作成されている為、下記リスクを抱えている
・2008年でサポート終了
・セキュリティアップデートや技術サポートが提供されない
効果
「Visual Studio 2017」で開発することでサポート終了の問題やセキュリティの脆弱性のリスクが解消できた
課題
VB6では32ビットしか対応していない為、高負荷の処理で性能が出せない
効果
Visual Studio 2017で開発することで64ビットがサポートしているので、計算負荷の高いアプリケーション(検索処理、バッチ)において性能が向上がしました
課題
重複処理が多く、メンテナンスに時間がかかってしまう
効果
オブジェクト指向プログラミング(OOP)を取り入れることにより、柔軟性や再利用性を向上させ、開発やメンテナンスが容易になりました
課題
効果
事例管理№:20220002

目的

既存基幹システムを刷新、再構築。
1次開発では開発フレームワークを活用した新基盤構築と現状アプリケーション資産のマイグレーション対応を行う。
2次開発では新たな業務対応要件や現状からの強化要件を踏まえた対応を行う。
※新基盤移行後も現状基盤(旧)は一定期間残留させ、平行運用を行う。

★マイグレーション要件
1.操作性、データ含め現行を踏襲したアプリを作成する事。
2.新規課題はマイグレーション後に対応を行う。
3.新システムと旧システムを平行して稼働してもデータの整合性は担保される事。

ポイント

要件を満たすために非互換調査から行いました。
調査結果から主に画面、イベント、DB接続の対応が必要となり、以下の対応で進めました。
■画面:サードパーティ製のコントロールを使用していたことから、移行も難しく全て新規で作成。
■イベント:VB6のソースを流用しイベントのハンドリングを追加することで、VB6と同等の処理を実現。
■DB接続:oo4oからODP.Netへ変更が必要なため、DB接続用クラスを作成し、レコード操作部分の記述をODP.Net用に変更。
VB6のソースを流用している為、SQLについては見直しを行い、課題であったレスポンス劣化への対応も同時に行いました。

約20年使い続けているシステムで改修や追加をしてきたことからドキュメントの精度もばらつきがあり現行の調査に苦労しましたが、お客の担当様の迅速な対応と当社の改善提案に対しての素早い判断があり、スケジュール通り納品できました。

OS:Windows2019

DB:Oracle 11g

言語:VB.net

参加フェーズ:要件定義、基本設計、詳細設計、製造/テスト、本番導入

事例管理№:20230001